日頃カウンセリングをしていていろいろな人を見ていると、ストレスに強い人と弱い人ではいくつか共通して見受けられる傾向があります。
例えばストレスを発散するのが上手な人は良く喋る傾向があり、発散出来にくい人は自分の中にため込む傾向があります。
ストレスに強くなるためには、ストレスに強い人の考え方や行動パターンを参考にしてまねてみるのが一つ方法です。
その他心理カウンセラーの目線からストレスに強くなる方法をまとめてみましたので参考にされてください。 ※簡易ストレスチェックはこちら
1.良い姿勢を心がけましょう
姿勢の良い人でうつ病の人はあまりみかけません。姿勢が悪いと血液や酸素が脳に届きにくくなります。まずはぐっと背筋を伸ばして、胸をはってみましょう。
2.深い呼吸を心がけましょう
一般にストレスに強い人は声が大きく、気が弱いタイプの人は声が小さい傾向があります。
大きな声を出したり、呼吸を深くするよう心がけてみましょう。まさに気を強くする練習です。
あなたはストレスに弱いタイプ?!(PDF)
3.規則正しい生活を心がけましょう
朝ダラダラと遅くまで寝ていると心が軟弱になります。
ある程度自分の心を律する習慣が大切です。
4.適度に運動するようにしましょう。
運動には身体だけでなく心を鍛える作用もあります。
5.室内に閉じこもらず、一日数分は太陽にあたるようにしましょう。
北欧には季節性うつ病といって、太陽が出てこない時期にうつ病の人が増えます。
6.心を豊かに、元気にするような栄養(本、映画など)をとりましょう。
私たちの発想は、身近な人や、TV、読んでいる本などに影響されます。
できる限りポジティブな内容のものに接するようにしましょう。
⇒ 読書セラピー
7. 自分の殻に閉じこもらす、多くの人と関わることによって心を柔軟にしましょう。
心が柔軟であるということは、いろんな考えができるということです。
「もうだめだ」という考えは、心が硬直している状態です。
8.物事の良い面に意識を向けるようにしましょう。
あなたは自分の短所や失敗ばかり意識していませんか?短所や失敗ばかり意識していたら落ち込むのは当然です。どんな人にも必ず良いところがあります。
9.過去ではなく未来を意識しましょう
あなたは過ぎてしまった過去のことをいつまでも悔やんでいませんか?
過去を悔やみ続けるということは、汚れた洗濯物を見ていつまでも嫌な気持ちでいるということと同じです。過去は洗い流して、今と未来に意識を向けましょう。
10.完璧主義をやめましょう
何事も完璧にやろうとしたら、落ち込むこと、不安になることが増えるばかりです。
野球は3割で優秀なバッターです。失敗していいんです。気を楽にしていきましょう。
日本心理教育コンサルティング
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※上記の内容は参考までにご活用ください。 ※症状が重い場合は専門機関の受診をお願いしております。 ※こちらの情報を職場や学校内で掲載・配布をご希望の方はお気軽にご連絡ください。講座案内などの記載のない文書ファイルをお送りすることも可能です(無料)。お気軽にお問合せください。 ※こちらの内容は予防教育・心理教育のために作成されたものです。ご了承ください。 ※健康な心の発達には健全な生活習慣が大切です。 |