心配なことがあるとき、身体がだるくなったり、胃が痛くなったり、下痢や便秘になるなど、自律神経の働きが乱れたり、失調することは誰にでも起こることです。
ただ、全身のあちこちに症状・不定愁訴がある場合は自律神経失調症の可能性があります。
通院をしたり、カウンセリングを利用したり、早めに対処しましょう。
また症状改善のためにはお薬だけでなく以下の点にも注意してみてください。
1. 生活のリズムを規則正しく保ちましょう。体にはリズムがあります。昼夜逆転の生活などは、自律神経の失調を招きます。
生活習慣の歪みチェック
2. 緊張とリラックスのバランスを適度に保ちましょう。四六時中緊張していると自律神経のバランスがくずれます。リラクゼーションのテクニックを身につけましょう。
3. 背筋を伸ばし、背骨の柔軟性を保ちましょう。背骨には沢山の神経が通っています。
4. 適度に運動をしましょう。座ってばかり、横になってばかりでは自律神経は失調しやすくなります。
5. 食事の時は良く噛んで、味わって食べましょう。自律神経失調症の人は食事の時良く噛まない傾向にあるようです。また出来るだけ自然なもの・食品を食べることも大切です。
6.腹筋を鍛えましょう。おなかの周辺には神経の密集した部分があります。
7.自分自身に対する評価を高めましょう。自己評価が低いと体調不良を起こしやすくなります。
8.症状ばかりにとらわれず、症状の引き金になっているストレスなどの原因を改善するようにしましょう。どんなに薬を飲んでも、嫌で仕方のない環境に身を置いていたり、いつも悪いことばかり考えていたらなかなか良くなりません。
ストレスチェック
9.性格的に自律神経失調症になりやすい性格があります。生真面目な人、頑張りすぎる人、考え過ぎる人などですが、少しずつ改善していきましょう。
ストレス解消講座・研修のご案内
10.自律訓練法を身につけましょう。自律神経を鍛える自律訓練法というものがあります。「自律訓練法」というタイトルのついた書籍が売られています。
自律神経失調症に役立つ本
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※上記の対応方法はあくまでも一般的なものです。個別により症状等異なる場合がございますので、状態を充分観察しながら、また専門医と相談の上行ってください。
日本心理教育コンサルティング
※上記の内容は参考までにご活用ください。 ※症状が重い場合は専門機関の受診をお願いしております。 ※こちらの情報を職場や学校内で掲載・配布をご希望の方はお気軽にご連絡ください。講座案内などの記載のない文書ファイルをお送りすることも可能です(無料)。お気軽にお問合せください。 |
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