ひと昔前まで、人間の脳は10%とか3%、場合によっては1%程度しか使われていない ・・・
だからまだまだ人間の脳には可能性があるという話をよく耳にしました。
しかし、最近では著名な脳科学者の先生がこの話は「迷信」であると科学的に説明されるのを見かけることが多くなった気がします。
確かに著名な脳科学者の先生か話されることなので、間違いがないと思うのですが、この話は脳が使われている、使われていないということを、どの側面から見るかによって変わってくると思われます。
最近急速に普及したスマートフォンやIPADを例にして考えてみましょう。
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スマートフォンやIPADには、電話やメール、インターネット、ゲーム、こういった基本的な機能以外に、アプリケーションを活用することで、音楽を作成したり、動画を作成したり、プレゼンテーションを行ったり・・・非常に様々なことを行う能力・機能があるかと思います。
しかし、スマートフォンやIPADを持っているけど、、このような様々な機能を使いこなしている人がどのくらいいるか?と考えていただくど、、、
恐らく大半の人は電話やメール、インターネット、ゲームといった基本的なことにしか使用していないのではないでしょうか。
これを「%」で言えば、スマートフォンやIPADの持つ機能の10%くらいしか活用していないという人がほとんどと言えるかもしれません。
これと同じように考えると、
人間の脳には、計算問題を解いたり、文章を作成したり、車の運転をしたり、スポーツをしたり、といった基本的?!な機能以外に、、、英語を話したり、3カ国語を話したり、パソコンにプログラムをしたり、アプリを開発したり、新しい発明をしたり、、、と他にも様々な脳力・機能があります。
皆さんはこれらのことをどれもこれも全てうまく出来ていますか?。
恐らく様々な脳機能がある中で、やっていること、出来ていることはほんの一部、
使用している脳機能はほんの一部かと思います。
下手をすると、朝から晩までゲームばかりして、他のことは何もしないなんて人もいるかもしれません。
このように考えると、私たち人間は脳の機能を100%活用しているとは言えませんね。
脳には出来ることが沢山あるのに、毎日ゲームしかしてないとしたら、、、
もしかしたら脳機能の1%くらいしか活用してないと言えるかもしれません。
もう一つ、別の見方があります。
あなたは今やっている勉強やスポーツ、仕事において、自分の能力を100%発揮していますか?
恐らく、それなりには一生懸命やっているけど、100%の力を発揮しているか?
と問われると、そうではないと感じる人が大半だと思います。
場合によっては本気どころか、適当なところで、差し障りのない程度で済ませてしまっている人も少なくないと思います。
これを数字で例えたら、持ってる力の10%くらいと言えるかもしれません。
また、人間の脳は体調や精神状態によっても働きが良くなったり、悪くなったりします。
疲れていたり、元気がなかったり、悩んでいたりする時に、頭がまったく働かないと感じたことは誰しもあるはずてす。
このような観点から考えてみると、私たち人間は自分の脳、そして脳力を100%使えているとは言えないと思います。
もしかしたら、毎日ダラダラ、適当に生きているだけなら、脳が持つ機能・力の1%も活用出来ていないと言えるかもしれません。
スキャンした時に脳がフルで動いているとかそういう話も大切かもしれませんが、
脳が10%しか使われていないという話は、
「もっと意識を高くもって努力すれば私たち人間には限りなく多くの可能性かある」
ということを伝えるための例えとして、あながち否定すべきことではないように思います。
皆さんはどのようにお考えですか。
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