対策―1 よく笑い、よく泣く
目は涙から栄養を補給しています。しかし涙が少ないとドライアイになったり、疲れやすくなります。よく笑う人は目が輝いています。良く笑うことで目の周辺の筋肉を柔らかく保つことができ、循環がよくなります。真面目すぎる人、ストレスの多い人などは要注意です。また涙は脳の中の毒素を排出する働きがあります。泣いたあとにすっきりするのはこのためです。
対策ー2 心理面のリラックスを心がけましょう
目は心の窓と言います。気持ちが張り詰めている時は、顔や目の周辺も張り詰めた感じになります。目そのもののケアも大切ですが、リラックスする習慣を持ちましょう。 ⇒ リラクゼーションの基礎
対策―3 コンタクトレンズは必要のない時は出来るだけ外しましょう
目は涙から栄養を補給しているため、本来は常に新鮮な涙が供給されていなければいけないのですが、コンタクトで角膜にフタをした状態では、瞬きによる涙の交換率が低下してしまいます。必要のない時はできるだけコンタクトは外しましょう。コンタクトレンズをつけたまま眠るのも大変危険です。
対策―4 パソコンの画面は目の位置よりやや下に
画面は目から40cm以上離し、画面の上部が目の位置より下になるように設置しましょう。画面と目の位置が近いと目に負担がかかるばかりか、読む速度も遅くなります。また画面の位置が高いと、目線が上向きになり、目を大きく見開くことになるので、涙が蒸発しやすく、乾きやすくなり、疲れ目やドライアイの原因になります。目線が上に向かないように、画面位置を調節したり、椅子を高くするなど心がけましょう。
対策―5 意識的に目を休めましょう
パソコンのモニターや携帯電話を見つめる作業は想像以上に目を疲れさせます。意識的に時々視線を外し、目を休めるように心がけてください。モニターの向こう側には窓があるのが環境としては望ましいです。休憩中は体を動かしながら遠くを見たりするとよいと思います。心理的にリラックスすることも大切です。
対策―6 電車の中での読書は控えましょう
能力アップのためには沢山の本を読んでいただくことが大切ですが、通勤や通学での読書は目にとって大きな負担となります。満員電車の中などで無理な体勢で本や新聞を読むときは、目と本や新聞との距離が必要以上に近くなりすぎますし、揺れたりして視線が定まらず非常に目は疲れます。座って読んでいても、電車が揺れますので、その環境の中で字を読むのは目にとって非常に負担となります。また近い距離で本を読む癖がつくと本を読む速度が遅くなります。本は目から30〜40cm離して読むようにしましょう。
対策―7 充分睡眠をとりましょう
目の疲れを感じた時は目を閉じて休ませることが必要です。最も効果的なのは睡眠です。1日7〜8時間の睡眠時間をこころがけましょう。 ⇒ 不眠ぎみの時は?!
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